2010年02月21日

<容疑者に便宜>たばこや自宅立ち寄り 神奈川県警が懲戒(毎日新聞)

 神奈川県警監察官室は19日、鎌倉署の男性警部補2人が、恐喝未遂容疑などで逮捕された同県鎌倉市の男(30代)に、たばこを与えたり護送中に自宅に寄って母親に会わせるなどしたとして戒告の懲戒処分にした。小笠原晃室長は「取り調べの任意性を疑われる行為で、一歩間違えたら逃走の恐れがあった。誠に遺憾で再発防止に努める」と話した。

 同室によると、刑事課の警部補(60)は09年7月、取調室で男にたばこやせんべい、炭酸飲料を与えた。警部補は「過去の事件で顔見知りだった男に要求され、親心で提供した」と話したという。同10月、男が署に訴えて発覚した。

 また警務課の警部補(57)は同9月、男の手術前日に病院から戻る途中、男の自宅で母親と面会させた。「手術の同意書を取った」と弁解しているという。手錠などを付け、男と警部補の2人で自宅に入ったという。同僚が同月、上司に打ち明けた。【池田知広】

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2010年02月20日

【1都4県週刊知事】千葉 森田健作知事 初の予算編成及第点(産経新聞)

 「子ども医療費助成」など自身の公約絡みの施策を盛り込んだ平成22年度当初予算案が完成した。初めて編成した本格的な“森田予算”に、森田健作知事は「現実的な問題もあり、公約を一字一句間違いなくやったわけではないが、近いところまでいった。及第点だと思う」と笑顔をみせた。

 政権交代が予算編成に与えた影響について問われると、「子ども手当創設や公立高校無償化、直轄事業負担金見直しなどがあり、対応に苦慮した」と批判したが、子ども手当については136億円を県負担分として計上。館山道4車線化はとりあえず予算化を見送ったものの、「今後(国が予算をつければ)補正で考えたい」と話した。

 群馬県の八ツ場(やんば)ダムに関しては、本体工事費など約6億円をつけ、「県にとって治水・利水の面で不可欠。ダム建設の基本計画はまだ変更されていないので、淡々と予算は計上する」と語った。

放火罪の被告に無罪…大阪・西成の3人死亡火災(読売新聞)
【中医協】再診料の統一、明細書無料発行を「高く評価」−支払側(医療介護CBニュース)
<無理心中>水頭症の長女を絞殺し父自殺か 愛知・小牧(毎日新聞)
処方箋の記載方法を統一 投薬ミス多発受け(産経新聞)
関東北部、甲信で大雪の恐れ=気象庁(時事通信)
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2010年02月19日

漆黒の聖女に癒やされて 中宮寺の菩薩半跏像(産経新聞)

 天上の音楽さえ聞こえてきそうな、妙(たえ)なるほほ笑み。法隆寺近くの小さな尼門跡(あまもんぜき)寺院、中宮寺の菩薩半跏(ぼさつはんか)像(国宝、飛鳥時代、寺伝では如意輪観音)は日本で一番やさしい仏さま、と思う。

 聖女、慈母などと例えられるがなるほど、細面にふっくらとしたほお、しなやかな肢体(したい)は若い女性を思わせる。一方で聖徳太子がモデルとの説もあり、独特のポーズ(半跏思惟、はんかしい)は人々を救うため思いにふける慈悲の姿なのだそうだ。

 なんといってもその魅力はつややかな漆黒(しっこく)の肌にあった。光を受けて、時に泣いているようにも見えるから不思議。かつてはからだに肌色、衣服には朱や緑青(ろくしょう)の彩色が施され、宝冠や装身具もつけていたらしいが、むしろ時が像をより神秘的にした。色がないからこそ想像力をかきたてる。

 中宮寺は聖徳太子が母、穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后のためにつくった宮殿を寺に改めたと伝わる。後に皇女が入って尼門跡となった。が、像の由来はよくわからない。高さ約1.26メートルと小ぶりなのに頭、上半身、台座などを複雑に組んだクスノキの寄木造りであるのもちょっとした謎。特別な由来のある木でつくられたかも、と想像するのも楽しい。

 今月いっぱい、平城遷都1300年を記念して普段は見られない表御殿(江戸時代)を特別公開中。かわいらしい黄金の花鳥画など、尼門跡の気品あるたたずまいが素晴らしい。幼くして入寺した皇女らにとって、ご本尊は慈母そのものだったろう。

(文 山上直子、撮影 大塚聡彦)

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